前回はフェンス工事のお話をさせて頂きました。
今回は門廻りやカーポートについてお話をさせて頂きたいと思います。
門まわりの工事
外構工事は家の雰囲気などが変わってしまうので念入りにプランを立てることがとても重要になります。
特に門まわりに関しましては防犯性やデザイン性又は機能性も必須になります。
門まわりには大きく分け2種類のタイプがあります。
①オープンタイプ
オープンタイプとは特に門扉やフェンスなどを取り付けない事を言います
オープンタイプの場合、工事費も比較的に安価で明るく開放的な空間を造る事が出来ます。
しかし、門扉やフェンスがないのでが境界が分かりにくく、プライバシー保護にはかけてしまいます。
②クローズタイプ
クローズタイプとは、門扉やフェンスを取り付ける事を言います。
クローズタイプの場合、解放感に掛けてしまいますが、建物本体と敷地がフェンスや囲われているので防犯性は高くプライバシー保護にもなります。
機能門柱
機能門柱とは表札やポスト・インターホンなどの様々な機能を兼ねそろえた門柱の事を言います。
その為、外構工事（エクステリア工事）を始める前に可とう電線管「PF管」を埋設しておく必要があります。
機能門柱には照明もあるのでインターホンの弱電と100Vの電源を配線する必要があります。
インターホンの配線と100Vの配線は別々の「PF管」を通さなければなりませんので、機能門柱の設置箇所にはインターホン用と照明用の2本「PF管」が来るように埋設します。
機能門柱は門まわりをコンパクトに納める事ができる
機能門柱には、（表札・ポスト・インターホン・照明）などが兼ねそろえているので門まわりがすっきりと納まります。
また、狭い敷地や門まわりなどにも適した機能門柱があるのでコンパクトに納める事も可能です。
門扉
門扉は建物への出入り口として設けられる扉の事を言い、安全性やプライバシーを高める役割も果たします。
門扉には「片開タイプ・両開きタイプ・親子タイプ・アコーディオンタイプ・引戸タイプ」などがあります。
また、門扉の素材には「アルミ製≪型材≫ ・アルミ製≪鋳物≫ ・ステンレス製 ・木製 ・鉄製 ・樹脂製 ・スチール製」などがあります。
開き戸タイプの門扉は安全性を考え一般的には内開きにに設置することが多いいですが外開きに設置することも可能です。
しかし、門を開いた時に自分の敷地の境界線よりも外側に出てしまってはいけないので十分に確認をして設置をします。
アコーディオンタイプの門扉はアコーディオン部分を全て縮めて90度から180度回転して収納できる製品もありますので開口部を広く取る事が可能です。
また、アコーディオンタイプの門扉は蛇腹状に折り畳まれるので、限られたスペースを有効に活用することが出来ます。
逆にアコーディオンタイプの門扉の難点はレールの上を滑らして開閉する仕組みになっているので、スムーズに動かなくなることもあり、強風で揺れたりすることがあるので、扉を閉めた際には必ず「落とし棒」を使用することを心掛けた方がいいです。
引戸タイプの門扉は左右にスライドをさせ開け閉めするので片開きの門扉や親子・両開きの門扉のように開け閉めをした際に人や物が置いてあってもぶつかる心配はなく、アコーディオンタイプの門扉のように蛇腹状になっているわけではないので、強風の影響で破損する恐れがないです。
また、引き戸タイプの場合敷地が狭い場合や玄関のアプローチに階段がある場合等、限られたスペースにも設置可能です。
引戸タイプだとレールなどが設置してあり、段差が生じるのではないかと思う方も多いいと思います。
しかし、最近の製品はレールがないタイプや段差のないレールタイプもありますので、車いすや自転車なども安易に通る事が出来ます。
弊社で行った新築注文住宅の様子です。
引戸の製品はLIXILのアウタースライドです。
今回の現場は階段があるので、引き戸タイプの門扉を設置しました。
このように機能門柱と組合すことも出来ます。
カーポート
カーポートとは駐車場に設置する屋根で、極シンプルに柱と屋根のみの構成で造られています。
カーポートは主にアルミやスチールなどの金属製品が多いいですが、木で造る事も可能です。
カーポートと車庫同じではないか？と思う方もいると思います。
使用目的は車を止めるスペースなので同じですが、車庫の場合3方向以上の壁で覆われています。
カーポートを設置する目的（メリット）は雨が降っている時のドアの開け閉めが安易に行えるので、荷物の出し入れの際、雨に濡れる心配がなく、UVカット機能が備わった屋根材もあるので、車の色あせを防ぐことも出来ます。
カーポートは本来設置時に建築確認申請をするように定められていて建ぺい率に含まれます。
その為、その地域で定められて建ぺい率を超えてしまう場合は建築基準法違反になります。
しかし、カーポートは建ぺい率には含まれますが、固定資産税には含まれません。
また、登記申請の必要はありません。
町場の小さい工務店は新築工事が出来ないと思っている方や大手ハウスメーカーの方が安心だと思っている方が多いと思いますが、町場の小さい工務店は大手ハウスメーカーのような宣伝力がなく、また、ネームバリューでは大手ハウスメーカーにかなわないので、ご依頼頂いた建物に関しましては一軒一軒最後まで責任を持ち工事をするので品質向上になり、しかも、同じ金額ならワンランク上の建物を建てる事が可能です。
株式会社狩野建築では、新築工事・リフォーム工事全般に対応しています。
「新築工事・リフォーム」でお困りごと、ご相談などある場合には、弊社、株式会社狩野建築にお気軽にご相談ください。
次回のブログは 「プロが教える安心リフォーム基礎知識」というタイトルで私が今まで経験をした内容等をお話させて頂きますので、中古物件のご購入をお考えの方や新築で家を建てる方の参考までにして頂けたら幸いです。
株式会社狩野建築の対応可能工事
（新築注文住宅）
・木造在来工法（在来工法） ・木造軸組み工法（ツーバイフォー） ・軽量鉄骨造
*建物解体からの建て替え工事も対応可
*弊社で測量から登記も御対応できます。
（解体工事）
・木造在来工法（在来工法） ・木造軸組み工法（ツーバイフォー） ・軽量鉄骨造 ・鉄筋コンクリート造
（リフォーム工事）
・水回りのリフォーム（・ユニットバス ・システムキッチン ・トイレ ・洗面化粧台 ・給湯器の交換など）
・屋根工事 （・カバー工法 ・葺き替え工事 ・太陽光工事など）
・外壁工事 （・窯業系サイディング ・金属系サイディング ・外壁モルタル ・外壁塗装など）
・外構・エクステリア工事 （・擁壁工事 ・カーポート ・門扉 ・フェンス ・ブロック ・手摺など）
・内装工事 （・室内建具 ・フローリング ・クロス ・クッションフロアー ・フロアタイル 等）
・外部建具工事（・玄関＜カバー工法含む＞ ・雨戸交換 ・サッシの交換など）
対応可能地域
神奈川県 （・川崎市 ・横浜市 ・相模原市）
東京都 （・町田市 ・世田谷区 ・新宿区 ・渋谷区 等）
