【川崎市麻生区】成功えのステップ❕「新築住宅・リフォーム各種の手順とコツ」 その⑲ 外構工事(フェンス)

前回は浴室やキッチンで使用する生活排水や雨樋から流れる雨水がどのような経路で処理をされるかをご説明致しました。

今回は建物の外に関するお話をさせて頂きます。

建物の外いわゆる外構の工事は実質建物本体の工事とは別になります。

その為、注文住宅や建て替えなどのケースは建築費には含まれませんので別途費用がかかります。

しかし、建物本体を建てる時にも事前に外構の事も視野に入れて工事をしなくてはなりません。

特にインターホンや照明又は防犯カメラなどはどこに設置をするか事前に決めておき、コンクリート打設後に配線が出来るように事前に段取りをしておかなくてはなりません。

では、段取りとはどのような事をするかというと、「可とう電線管」を使用します。

「可とう電線管」電線を保護する上でもとても重要な役割を果たします。

可とう電線管には「CD管」「PF管」の2種類があります。

この2種類の特徴とは?

CD管=耐候性がなく自己消化性がないので埋設に向いていて、コスト面でも抑える事が出来ます。

PF管=耐候性があり、自己消化性もある為、露出配線や隠蔽配線にも使用することが出来ます。

この2種類はどのように見分けるかというと・・・

CD管はコンクリート埋設専用ということが分かりやすくオレンジ色で統一されています。

これは各メーカーで統一されているらしいです。

また、内径も14π・16π・22π・28πの4種類の太さがあります。

PF管には2種類あり「単層構造のPFS」「複層構造のPFD」とあります。

PFDとは、高耐候2層管といい、長時間直射日光が当たるところに適していて太陽光発電の引き込み配管に適しています。

PF管には様々な色があり、耐候性に優れているので露出配管に適しています。

 

弊社で行った新築注文住宅の外構工事の様子です。

階段の下に白い管が見えると思います。

これはインターホンの配線を通すために「PF管」設けました。

基準では埋設をするのであれば「CD管」でも大丈夫なのですが、弊社の場合は「PF管」を使用致します。

階段の上り口には「機能門柱」を設置致します。

その為、照明の配線とインターホンの配線を建物から階段下までもってこなければなりません。

照明とインターホンの配線は「PF管」により隣接します。

要するにインターホン用の「PF管」と照明用の「PF管」に分けるという事です。

インターホンの配線と照明の配線はコンクリート打設前に「PF管」を設置してコンクリート打設後にインターホンの配線と照明の配線を「PF管」の中を通し階段下まで送ります。

しかし、配線を通すだけではインターホンも照明も作動しませんので、建物内の配線と接続するために「ジョイントボックス」を建物側に設け、室内に配線を送ります。

 

 

 

これは外構工事には関係ありませんが、複層構造の「PFD管」です。

このように太陽光などで直射日光が長時間あたるところで使用する「PF管」です。

こちらも弊社で工事を致しました。

新築工事で建物を建てる場合、汚水桝や雨水桝の配管や桝の設置インターホンや照明などの配線、外水栓などの位置を事前にプランを絶てて行うことが外構工事で失敗しない秘訣になります。

フェンス

フェンスの主な役割は隣地との境界を明確にし「防犯」や「プライバシー」などの確保にもなります。

①プライバシーを守りたいと思う方にお勧めのフェンス

プライバシーを守りたいという方には「目隠しフェンス」「ルーバフェンス」「スリットフェンス」などがお勧めです。

またプライバシーと解放感を両立させたいと思っている方には採光パネルのフェンスを設置することにより開放的な空間を造る事が出来ます。

 

弊社で行った目隠しフェンスの施工事例です。

お施主様はお隣との窓が向かい合っているが気になり、プライバシー保護の為、目隠しフェンスの設置をご希望されました。

リフォーム前のフェンスはスチール製のフェンスで縦格子でした。

スチール製のフェンスはメンテナンスを定期的におこなわないと錆などが発生して腐食をします。

劣化が進むにつれて中の格子が外れたり、酷い場合はフェンスの支柱が折れる事もあり、周りに危害を加える事もありますのでとても危険な状態になる事もあります。

リフォーム前のフェンスはかなり腐食しており支柱も腐りかけていました。

フェンス工事は勿論、何事も土台は大切です。

今回の場合、目隠しフェンスを少しでも高く設置するので、ブロックを4段積むことにしました。

ブロックを乗せる時には元々のブロックと連結することにより強度を高める事が出来ます。

その為、古いブロックに「アンカー」を打ち込み新しく乗せるブロックを鉄筋で連結してブロック2段おきに横筋を入れる事によりブロックの強度を高める事が出来ます。

ブロックを積み終わりましたらフェンスの支柱を建てて、高さ1000の目隠しフェンスを取り付けます。

 

②メッシュフェンス / 縦格子フェンス

メッシュフェンスとは網目状になっていてメッシュ状のパネルを用いたフェンスの事を言い、低コストで加工も安易に出来、強度的にも強いのが特徴です。

メッシュフェンスの素材は「スチール」で出来ていますが、「クロム」を加えており錆びにくい素材にはなっています。

網目状のフェンスも樹脂でコーティングされていますので錆びにくく強度もあります。

網目状なので目隠しフェンスと違い解放感があり、敷地内も目視しやすいので不審者なども侵入しにくく防犯性にも優れています。

また、縦格子フェンスもメッシュフェンス同様目隠し効果が少ないので外からの視線を遮るのには不向きなフェンスになります。

強度的には縦格子フェンスに比べるとメッシュフェンスの方が丈夫です。

交換前の縦格子フェンス

交換後の縦格子フェンス

これは弊社で行った縦格子フェンスの施工事例です。

駐車場のフェンスが劣化をしていた為、交換をしてほしいとのご依頼でした。

工事概要は現在設置してある縦格子フェンスを撤去して既存のブロックにフェンスの支柱を建てるための柱を新規に建てて新しい縦格子のフェンスを設置致しました。

 

弊社で行った新築注文住宅の階段のフェンスの施工事例です。

新築の場合、先に階段のタイルを張ってからフェンスの支柱を建てる穴を開けます。

タイルに穴を開ける時によくタイルが割れてしまう場合があるので慎重に開けていきます。

タイルに支柱の穴を開けたら支柱を建てモルタルで支柱を固めたのちにフェンスと手摺を組み立てます。

 

町場の小さい工務店は新築工事が出来ないと思っている方や大手ハウスメーカーの方が安心だと思っている方が多いと思いますが、町場の小さい工務店は大手ハウスメーカーのような宣伝力がなく、また、ネームバリューでは大手ハウスメーカーにかなわないので、ご依頼頂いた建物に関しましては一軒一軒最後まで責任を持ち工事をするので品質向上になり、しかも、同じ金額ならワンランク上の建物を建てる事が可能です。

株式会社狩野建築では、新築工事・リフォーム工事全般に対応しています。

「新築工事・リフォーム」でお困りごと、ご相談などある場合には、弊社、株式会社狩野建築にお気軽にご相談ください。

次回のブログでは引き続き建物を建てる手順と流れに対してのご説明をさせて頂きたいと思います。

 

 

株式会社狩野建築の対応可能工事

(新築注文住宅)

・木造在来工法(在来工法) ・木造軸組み工法(ツーバイフォー) ・軽量鉄骨造

 *建物解体からの建て替え工事も対応可

 *弊社で測量から登記も御対応できます。

(解体工事)

・木造在来工法(在来工法) ・木造軸組み工法(ツーバイフォー) ・軽量鉄骨造 ・鉄筋コンクリート造

(リフォーム工事)

・水回りのリフォーム(・ユニットバス ・システムキッチン ・トイレ ・洗面化粧台 ・給湯器の交換など)

・屋根工事 (・カバー工法 ・葺き替え工事 ・太陽光工事など)

・外壁工事 (・窯業系サイディング ・金属系サイディング ・外壁モルタル ・外壁塗装など)

・外構・エクステリア工事 (・擁壁工事 ・カーポート ・門扉 ・フェンス ・ブロック ・手摺など)

・内装工事 (・室内建具 ・フローリング ・クロス ・クッションフロアー ・フロアタイル 等)

・外部建具工事(・玄関<カバー工法含む> ・雨戸交換 ・サッシの交換など)

 

対応可能地域

神奈川県 (・川崎市 ・横浜市 ・相模原市)

東京都 (・町田市 ・世田谷区 ・新宿区 ・渋谷区 等)

 

 

 

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